マヌカハニーのUMFやMGOの意味や数値による効果の違いについて知りたい人向け。




最近、マヌカハニーには高い抗菌活性があることがよく知られるようになっています。
ただ、その抗菌活性を示す数値が何を意味しているのか、数値の違いによっては効果は違うのかは知られていないことがほとんどです。
最近、SNS経由で人気の「たたかうマヌカハニーのど飴」のMGO100+(リニューアル後はMGO115+)とハイグレードMGO400+によっては効果はどのくらい違うの?という質問がありました。
2月からのリニューアルで「たたかうマヌカハニーのど飴」の戦闘力がMGO100+からMGO115+に変わるようです!
仮にUMFに換算するとUMF5+からUMF6+へレベルがアップです😆#たたかうマヌカハニー https://t.co/Whvv90Ut14 pic.twitter.com/suvVDGHu1o
— Mitsuki@マヌカ100%ブログ運営中 (@manukahoney64) February 3, 2021
数字が高いほど良さそうなのは分かるけど、どのくらい効果に差があるのか分からないという疑問でしょう。
確かに数値だけが独り歩きして、マヌカハニーとつけば効果がありそうというイメージが先行しがちです。
そこで、今回は「【マヌカハニーの数値】どれを選ぶ?UMFやMGOの数値による効果の違い」をご紹介します。
マヌカハニーのUMFやMGOとは
数値による効果を違いを知るためには、UMFとMGOの数値の意味を知っておく必要があります。まずは、なぜ2つの指標があるかというと、
マヌカハニーのUMFとMGOの関係性を時系列に紹介すると・・・
1988年頃:消毒液と抗菌力を比較するUMFが誕生
2008年頃:抗菌活性の主要成分MGOが発見される当時、理由は分からないけど抗菌力があったのでUMFで数値化し、その後、約20年後にMGOが見つかったことなります😆#マヌカハニー #はちみつ
— Mitsuki@マヌカ100%ブログ運営中 (@manukahoney64) January 31, 2021
2つの指標がある理由は上記になりますが、それぞれの意味を簡単に説明すると以下のようになります。
最初に、マヌカハニーに抗菌活性力があることが分かり、作りだしたのUMF(ユニーク・マヌカ・ファクター)で、ニュージーランドのマヌカハニー協会が管理する指標です。
その後に、抗菌活性力の主要成分であるMGO(メチルグリオキサール)が発見され、その含有量を測定した量を表示したのが、もう一つの指標であるMGO量です。
どちらが測定に信頼性があるかどうかの論争がありますが、現在でも2つの指標はマヌカハニーを選ぶ上では重要な指標となっています。
マヌカハニーレベル(数値)の意味
UMFとMGOの関係性が分かったところで、それぞれの数値は何を意味しているのでしょうか?
2つの指標の意味を簡単に説明すると、以下のようになります。
- UMF値:消毒液(希釈フェノール液)との比較
- MGO値:1Kg中に含まれているMGO量(mg)
共に、これらの数値が高ければ高いほど抗菌力が高いとされています。UMFとMGOが意味していることは違いますが、相関があることが知られています。それがこちらの相関表です。
例えば、UMF10+ならMGO263+相当であることを意味しています。2つの指標があるので、消費者にとっては混乱するもとになっていますが、最近では2つの指標を表示するメーカーが増えてきました。
ともかくマヌカハニーには抗菌活性があって、相関あるの2つの指標で示されていることになります。では、数値の差によって効果の違いはあるのでしょうか?
UMFやMGOの数値による効果の違い
結論から言うと、UMFやMGOの数値の差は抗菌力の違いです。
ヒトで検証することは色々な要因が絡まっていて比較するのは難しいので、あくまでも実験上レベルでの比較をした論文を紹介します。
これは、2014年に発表された論文から結果のみを引用した内容です。右の数値は菌の繁殖力をどのくらい抑えることができたかを示したものです。
例えば、MGO250+とMGO550+と比較すると、UMFやMGOの数値が高いほど菌の繁殖が抑えられていることを意味し大きな差があることが分かると思います。
これが、MGO550+を超える数値であれば、さらに差が広がると予想され、UMFやMGOの数値が高ければ高いほど効果が期待できる理由の一つになっています。
ただし、菌の種類によっても抗菌力の差が異なるので、すべて同じ抗菌力があると言えません。
UMFやMGOの数値はどのくらいがいいの?
数値が高ければ高いほど効果があることは分かったけど、数値はどうやって選べばいいの?と疑問に思う人もいるでしょう。
個人的におすすめしているのは、アクティブ・マヌカハニーと呼ばれるUMF10+(MGO263+)以上を2~3ヶ月継続できるかどうかです。
数値が高くなれば価格も高くなりますが、継続でなければ意味がありません。
例えば、一般的な250g容器で約1~1ヶ月半分になるので、2~3ヵ月分となると250gで2個か、500g1個が基準となります。
つまり、数値と価格のバランスが自分にあっているのかで選ぶのが基本です。
まとめ:UMFやMGO数値による効果の違い
今回のコラムでは、「【マヌカハニーの数値】どれを選ぶ?UMFやMGOの数値による効果の違い」をご紹介しました。
マヌカハニーを選ぶにあたって、2つの指標であるUMFやMGOはとても重要ですが、どのような意味があるのか、そして、数値による効果の差があるのかは意外と分からない人も多いと思います。
MGO100+とMGO400+の差はMGOの含有量の違いと共に抗菌力の違いが菌の種類によっては大きく違います。やはり数値が高いほうが抗菌力が高くなっています。
なぜマヌカハニーの価格が高くなるかは、この数値によっても影響を受けるので、数値の意味と効果の違いを知っておくことが大切です。
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