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【UMF・MGO・MGSの違い】マヌカハニーの効果や数値の意味

UMFとMGOの違い

マヌカハニーのUMFやMGO、MGSの違い何か。効果が違うのかな

おすすめのマヌカハニーを紹介しているNZ在住歴7年のみつき( @manukahoney64)です。

実は、ニュージーランド政府が認定している抗菌活性グレードを示す三大指標がUMF・MGO・MGSの3つです。

ただ、それぞれの数値の意味や抗菌活性レベルによる効果に違いがあります。

そこで、今回のコラムではマヌカハニーのUMFとMGOの違いを中心に抗菌活性レベルについて解説します。

このコラムの著者
みつき

ニュージーランド在住歴7年

プロフィール

ニュージーランド在住歴7年の”みつき”です。

当サイトでは、マヌカハニーや巣蜜の最新情報をお伝えしています。

NZでマヌカハニーに出会い、30以上のブランドや10以上のNZにあるマヌカハニー専門店を訪れました。

実際にマヌカハニーを販売した経験をもとに、選び方や食べ方を紹介します。

詳細なプロフィールはコチラ

目次

UMF・MGO・MGSの意味と違い

UMF・MGO・MGSの違いは、マヌカハニーの品質や抗菌活性力の数値を比較するため測定方法の違いです。

  • UMF
  • MGO
  • MGS

1.UMF:消毒液の抗菌力との比較

マヌカハニーの容器にUMF5+、10+、20+、25+などの記載があるものが、UMF表記です。

UMFは、Unique Manuka Factor(ユニーク・マヌカ・ファクター)との略で、UMF数値は消毒薬のフェノール液との抗菌力を比較したものです。

例えば、UMF5+は5%のフェノール消毒薬と同等の抗菌力があるとされています。家庭で使用される消毒液は5%と言われているので、UMF5+と同等レベルとされています。

実は、別の基準であるMGOが発見される前まではマヌカハニーに抗菌活性があることは分かっていましたが、どの成分によるかが分かりませんでした。

そのため、ワイカト大学のモラン教授がUMFと呼ばれる消毒液(フェノール液)と比較した基準を定め、その基準をもとに抗菌活性レベルを示していました。

数値はUMFHA(ニュージーランドのマヌカ協会)が厳しい検査基準と監査を実施しているため、信頼性が高いとされています。

2.MGO:抗菌活性の成分MGO量

マヌカハニーの容器ボトルにMGO263+などの記載されているのがMGO指標です。

このMGOは、抗菌活性の主成分である食物メチルグリオキサルの含有量が表示されています。

例えば、MGO263+のマヌカハニーには1Kg中に263mgが含まれていることになります。

なぜかマヌカハニーには抗菌活性があることが分かっていましたが、何が影響しているのかわからずUMFで表していました。

その後、MGOが主成分であることが分かり、MGO量を測定することが抗菌力を示す重要な指標となりました。成分名のMGを表記されていることもあります。

3.MGS:モラン教授が提唱した指標

マヌカハニーの容器ボトルにMGS12+などの記載されているのがMGS指標です。

このMGSは2019年にマヌカハニーを世間に広めたモラン教授が提唱した指標です。

MGSは、Molan Gold Standard(モラン・ゴールド・スタンダード)との略で、今までのUMFでは検査結果のバラつきが出ていることを懸念して、新しい検査法で指標を立ち上げたとされています。

ただ、UMFとMGSの数値としてはほぼ変わらないため、同じ数値ととらえられることが多いようです。

これらの指標は、マヌカハニーの品質や効果を比較するために使用されますが、各指標の数値や評価基準は製造元や規格によって異なる場合があります。

マヌカハニーを購入する際には、パッケージに表示されているUMF、MGO、またはMGSの値を確認し、自分のニーズや好みに合った品質のマヌカハニーを選ぶことが重要です。

マヌカハニーUMF・MGO・MGSの相関

マヌカハニーのUMFとMGOとMGSには、それぞれ相関があるとされています。相関表は、以下のとおりです。

MGSUMFMGO
MGS25+
UMF23+
MGO1100+
MGS20+
UMF19+
MGO800+
MGS16+
UMF16+
MGO600+
MGS14+
UMF14+
MGO500+
MGS12+
UMF12+
MGO400+
MGS10+
UMF10+
MGO300+
MGS8+
UMF8+
MGO200+
MGS5+
UMF5+
MGO100+

UMF・MGO・MGSによる効果の違い

UMF・MGO・MGSによる効果の違いはありません。理由は、同じ抗菌活性力を示す指標だからです。

ただ、それぞれの数値によって、マヌカハニーに期待する効果が違います。

例えば、UMF5+(MGO100+)の効果は「日常的に食べたいマヌカハニー」や、UMF15+(MGO550+)は「効果がより期待できるマヌカハニー」など表現されることがあります。

もちろん、数値が高いほど期待できる効果が高いとされています。

特にMGO1000+以上は採蜜量もごくわずかで、価格が約4万円のマヌカハニーもあります。

ただ、それでも人気なので、どうせ食べるなら最高のものとして選んでいるのでしょう。

UMF・MGO・MGSはどれがいいの?

UMF・MGO・MGSは意味が異なりますが、どれがいいというはことはありません。

最近は、UMF&MGO、MGS&MGOのように両方併記されているブランドも増えてきました。

マヌカハニーの効果を期待するなら、UMF・MGO・MGSのどれかが表示されているものを選ぶというのが基本です。

例えば、マヌカヘルス マヌカハニーは以前はMGOのみの表示でしたが、リニュール後はUMFとMGOの両方を併記するようになりました。

右がリニューアル前、左が後になります。

このようにマヌカハニーの信頼性とMGO量を考えるのであれば、両方併記されているブランドを選ぶのも方法のひとつです。

MGO・UMF・MGO表記のマヌカハニー

マヌカハニーを選ぶ上でUMFやMGO、MGSが表示されているものを選ぶことが大切です。

一般的にマヌカハニーは抗菌力レベルで選ぶのが基本。抗菌力指標UMFやMGOの数値が高くなるにつれて期待される効果が違います。

下記はUMFとMGOの相関です。

ただ、ニュージーランドでUMF10+/MGO263+以上はアクティブ・マヌカハニーと呼ばれる効果が検証されたグレードとされています。

さらに、250g瓶は約1ヶ月分なので、効果を判断するなら2~3ヶ月は毎日食べ続けることが大切です。

そのため、マヌカハニーを購入する際は最低でもUMF10+/MGO263+以上で、250g瓶を2~3個、500g1個を選びましょう。

そこで、次に厳選したおすすめのマヌカハニーを紹介します。

エグモントハニー :UMF&MGO

エグモントハニー
ブランド名エグモントハニー
UMF認証番号Licence #1888
UMF表記
MGO表記
検査証明書
農薬残留検査

エグモントハニー社は、ニュージーランドのタラナキを拠点としている家族経営の養蜂メーカー。

そんなエグモントハニー マヌカハニーの特徴は、以下のとおりです。

  • 高い抗菌力を持つグレードを販売
  • 抗菌力指標MGOとUMFを両方併記
  • 意外と品切れが少ないのも魅力

なお、エグモントハニー マヌカハニーの口コミ・評判を知りたい方は、下記のコラムで紹介しています。

ストロングマヌカハニー:MGO

ストロングマヌカハニー
ブランド名ストロングマヌカハニー
UMF表記
MGO表記
検査証明書
農薬残留検査
公式サイト

ストロングマヌカハニーは日本の株式会社TCNが販売しているブランドです。

そのストロングマヌカハニーの特徴は、以下のとおりです。なお、毎年MGO1100+が採蜜できるわけでないので、現在はMGO1050+となっています。

  • 日本人養蜂家が現地で採蜜
  • MGO1000+以上と高グレード
  • スポーツ選手や声優が愛用

価格が高いものの、内容量が500gでMGO1000+は全マヌカ採蜜量の約0.01%と貴重です。できる限り高い効果を期待している人向きです。

ただ、せっかく高級グレードのマヌカハニーを購入するなら、適正に温度管理ができている公式サイトで購入するべきです。

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サッカーの長友選手も愛用のマヌカハニー

なお、さらにストロングマヌカハニーの口コミ・評判は、下記のコラムで紹介しています。

マヌカヘルス:UMF&MGO

ブランド名マヌカヘルス
UMF認証番号Licence#1074
UMF表記
MGO表記
検査証明書
公式サイト(英語)

マヌカヘルス社は、家族経営が多いマヌカハニー業界のなかで大手企業なので安心・安全の生産体制を整えた実績がある信頼できる養蜂メーカー。

そのマヌカヘルス マヌカハニーの特徴は、以下のとおりです。

  • ニュージーランド養蜂場でも超大手
  • MGO表示の先駆メーカーとして有名
  • MGO400+のコスパが最強

なお、他の抗菌活性グレードを選ぶなら、下記から探してみましょう!

なお、マヌカヘルスの口コミや評判を知りたい方は、下記コラムを参考にしてくださいね。

ハニーマザー:UMF

ブランド名ハニーマザー
UMF認証番号Licence #2928
UMF表記
MGO表記
検査証明書
農薬残留検査
公式サイト

ハニーマザーは、消費生活アドバイザーが現地に赴いて、工場の衛生状態や品質をチェックしたマヌカハニーを輸入している会社です。神戸に実店舗もあります。

そんなハニーマザー マヌカハニーの特徴は、下記のとおりです。

  • UMF品質検査書が添付されている
  • ガラス容器で重量感あり
  • UMF協会のライセンスを保有

UMF10+以外にも色々な抗菌力グレードがあるので、探してみたい方は下記からどうぞ。

なお、ハニーマザーの口コミや評判を知りたい方は、下記のコラムを参考にしてくださいね。

マヌカゴールド:MGS

ブランド名マヌカゴールド
UMF表記✖(MGS表記あり)
MGO表記
検査証明書
農薬残留検査
公式サイト

マリリニュージーランド社は、ニュージーランドの有名養蜂メーカーのワトソン&サン社から輸入したものを「マヌカゴールド」として販売しています。

そんなマヌカゴールドの特徴は、下記のとおりです。

  • モラン博士が提唱するMGSで表示
  • MGS認定証/試験分析書付きで安心
  • 日本のメーカーなので対応が良い

MGO400+以外にも色々な抗菌力グレードがあるので、探してみたい方は下記からどうぞ。

なお、マヌカゴールドの口コミや評判を知りたい方は、下記のコラムを参考にしてくださいね。

マヌカハニーのよくある質問

マヌカハニーのよくある質問に回答します。

抗菌活性レベルの数値TAの意味は?

TAとは、Total Activity(トータルアクティビティ)の略。マヌカハニー独特の抗菌成分以外に、普通のハチミツが持つ抗菌成分を合計の数値として表しています。

そのため、数字としてはMGOと比較すると大きくなるため、ひと昔のマヌカハニーにも表記されていましたが、現在、TA+表記は禁止されていています

オーストラリアでは規制されていないため、抗菌活性を持つ「ジャラハニー」などにはTA+といった表記が使用されています。

抗菌活性レベルの数値NPAの意味は?

NPAとは、Non-Peroxide Activityの略です。これはMGOなどの非過酸化水素の全般を意味しています。こちらも表記は禁止されていますね。

こちらも、ほぼUMFと同じ指標とされていますが、数値が多くなる傾向があります。

まとめ:UMF・MGO・MGSの違い

今回のコラムでは「【UMF・MGO・MGSの違い】マヌカハニーの効果や数値の意味」をご紹介しました。

ニュージーランド政府が輸出の際に規定しているマヌカハニー抗菌活性レベルを表す指標としての数値は「UMF・MGO・MGS」の3つです。

特に、マヌカハニーのUMFとMGOの違いは、第三者機関の認証を得ているのがUMFですが、より厳密に抗菌活性力を示すしているのがMGOです。

UMFとMGOのどちらがいいかは考え方によりますが、相関があるので、UMF&MGOのダブル表のマヌカハニーを選ぶのも方法のひとつです。

なお、UMFやMGOの表記のあるマヌカハニーは、下記のコラムでもお伝えしています。

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