マルチフローラルとモノフローラルの違いを知りたい人向けです。
マヌカハニーにはマルチフローラルとモノフローラルがあるらしい。効果が違いがあるのかな。
マヌカハニーの基礎知識を紹介しているNZ在住歴7年のみつきです。
マヌカハニーのパッケージ容器をよく見ると、「マルチフローラル」や「モノフローラル」と書かれていることがあると思います。
この2つには大きな違いがあるので、マヌカハニーを選ぶ時には違いを知って、どちらがいいのかを気をつける必要があります。
価格が安いからといって買ってみると、目的と違うマヌカハニーを購入していたなんてことも。
そこで、今回のコラムではマルチフローラルとモノフローラルの違いを紹介します。
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ニュージーランド在住歴7年みつき
プロフィール
当サイトでは、マヌカハニーや巣蜜の最新情報をお伝えしています。
NZでマヌカハニーに出会い、30以上のブランドや10以上のNZにあるマヌカハニー専門店を訪れました。
実際にマヌカハニーを販売した経験をもとに、選び方や食べ方を紹介します。
マルチフローラルとモノフローラルの違い
マヌカハニーのマルチフローラルとモノフローラルの主な違いは、以下のとおりです。
- マヌカ蜜の含有量
- 粘度(粘り気)
- 価格リスト
マヌカ蜜の含有量
2つの大きな違いは、マヌカ蜜の含有量です。
ニュージーランド政府が輸出の際の基準が決めていて、その基準を満たさないものはマルチフローラルと呼ばれています。
ただ、マヌカ蜜が含まれていないわけではないので、ブランドやメーカーによっては「マルチフローラル with マヌカハニー」と記載しているものもあります。
粘度(粘り気)
もう一つの違いは、マヌカハニーの粘度。
製法によって異なるので全てが該当するわけではないですが、一般的にマルチフローラルは茶色が薄く流動状でなめらか、モノフローラルは茶色が濃く半固形であることが多いです。
特に、マルチフローラルは、溶かしたキャラメルのようとも表現されています。
価格
一般的にマルチフローラルのほうがモノフローラルと比べると価格が安くなっています。
マヌカ蜜だけを使用したモノフローラルを採蜜するには、他の花蜜が混ざらないような蜜源の管理が重要です。
そのため、メーカーのなかにはヘリコプターで人里離れた山奥に採蜜することもあり、蜜源の管理に手間がかかるなどで価格が高い傾向があります。
そのため、マヌカハニーを風味を量を気にせずパンに塗って食べたいという方にはおすすめです。
ただ、マルチフローラルマヌカハニーに効果を期待してもいいのでしょうか。
マルチフローラルは効果ない?
マヌカ蜜以外が含まれるマルチフローラルのマヌカハニーは、抗菌活性力が低いものが多いのでおすすめできません。
マルチフローラルとモノフローラルのマヌカハニーの見分け方は、「マルチフローラル(MULTIFLORAL)」や「ブレンド(BLEND)」といった記載があるかどうかです。
ただ、下記のようにマルチフローラル記載されていることが一般的ですね。
特に、UMFやMGOの数値が低いマヌカハニーはマルチフローラルとなっていることが多いので、選ぶ際にはよく確認しましょう。
一般的にはアクティブ・マヌカハニーと呼ばれるUMF10+/MGO263+以上であればモノフローラルと考えて間違いありません。
マルチフローラルもマヌカ蜜が入っているので、もちろん効果がないとは言えませんが、やはり効果を期待して選ぶなら、モノフローラルを選ぶのがおすすめです。
次におすすめのモノフローラルのマヌカハニーをお伝えします。
モノフローラルを選ぶなら?
モノフローラルのマヌカハニーを選ぶなら、抗菌力レベルで選ぶのが基本。
抗菌力指標UMFやMGOの数値が高くなるにつれて期待される効果が違います。下記はUMFとMGOの相関です。
ただ、ニュージーランドでUMF10+/MGO263+以上はアクティブ・マヌカハニーと呼ばれる効果が検証されたグレードとされています。
さらに、250g瓶は約1ヶ月分なので、効果を判断するなら2~3ヶ月は毎日食べ続けることが大切です。
そのため、マヌカハニーを購入する際は最低でもUMF10+/MGO263+以上で、250g瓶を2~3個、500g1個を選びましょう。
そこで、次に厳選したおすすめのマヌカハニーを紹介します。
エグモントハニー
ブランド名 | エグモントハニー |
---|---|
UMF認証番号 | Licence #1888 |
UMF表記 | 〇 |
MGO表記 | 〇 |
検査証明書 | △ |
農薬残留検査 | 〇 |
エグモントハニー社は、ニュージーランドのタラナキを拠点としている家族経営の養蜂メーカー。
そんなエグモントハニー マヌカハニーの特徴は、以下のとおりです。
- 高い抗菌力を持つグレードを販売
- 抗菌力指標MGOとUMFを両方併記
- 意外と品切れが少ないのも魅力
ストロングマヌカハニー
ブランド名 | ストロングマヌカハニー |
---|---|
UMF表記 | ✖ |
MGO表記 | 〇 |
検査証明書 | 〇 |
農薬残留検査 | 〇 |
公式サイト |
ストロングマヌカハニーは日本の株式会社TCNが販売しているブランドです。
そのストロングマヌカハニーの特徴は、以下のとおりです。なお、毎年MGO1100+が採蜜できるわけでないので、現在はMGO1050+となっています。
- 日本人養蜂家が現地で採蜜
- MGO1000+以上と高グレード
- スポーツ選手や声優が愛用
価格が高いものの、内容量が500gでMGO1000+は全マヌカ採蜜量の約0.01%と貴重です。できる限り高い効果を期待している人向きです。
ただ、せっかく高級グレードのマヌカハニーを購入するなら、適正に温度管理ができている公式サイトで購入するべきです。
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サッカーの長友選手も愛用のマヌカハニー
マヌカヘルス
ブランド名 | マヌカヘルス |
---|---|
UMF認証番号 | Licence#1074 |
UMF表記 | 〇 |
MGO表記 | 〇 |
検査証明書 | ✖ |
公式サイト(英語) |
マヌカヘルス社は、家族経営が多いマヌカハニー業界のなかで大手企業なので安心・安全の生産体制を整えた実績がある信頼できる養蜂メーカー。
そのマヌカヘルス マヌカハニーの特徴は、以下のとおりです。
- ニュージーランド養蜂場でも超大手
- MGO表示の先駆メーカーとして有名
- MGO400+のコスパが最強
なお、他の抗菌活性グレードを選ぶなら、下記から探してみましょう!
ハニーマザー
ブランド名 | ハニーマザー |
---|---|
UMF認証番号 | Licence #2928 |
UMF表記 | 〇 |
MGO表記 | ✖ |
検査証明書 | 〇 |
農薬残留検査 | 〇 |
公式サイト |
ハニーマザーは、消費生活アドバイザーが現地に赴いて、工場の衛生状態や品質をチェックしたマヌカハニーを輸入している会社です。神戸に実店舗もあります。
そんなハニーマザー マヌカハニーの特徴は、下記のとおりです。
- UMF品質検査書が添付されている
- ガラス容器で重量感あり
- UMF協会のライセンスを保有
UMF10+以外にも色々な抗菌力グレードがあるので、探してみたい方は下記からどうぞ。
マヌカゴールド
ブランド名 | マヌカゴールド |
---|---|
UMF表記 | ✖(MGS表記あり) |
MGO表記 | ✖ |
検査証明書 | 〇 |
農薬残留検査 | 〇 |
公式サイト |
マリリニュージーランド社は、ニュージーランドの有名養蜂メーカーのワトソン&サン社から輸入したものを「マヌカゴールド」として販売しています。
そんなマヌカゴールドの特徴は、下記のとおりです。
- モラン博士が提唱するMGSで表示
- MGS認定証/試験分析書付きで安心
- 日本のメーカーなので対応が良い
MGO400+以外にも色々な抗菌力グレードがあるので、探してみたい方は下記からどうぞ。
マルチフローラルとモノフローラルまとめ
今回のコラムでは「【マルチフローラルとモノフローラル】マヌカハニーの違いは?」をご紹介しました。
せっかく価格の高いマヌカハニーを選ぶのであれば、純粋なマヌカ蜜を選ぶのがおすすめです。
独特な風味を感じられればいいと思う人には、マルチフローラルやブレンドでも十分おいしくいただくことができます。
マヌカハニーの価格だけに注目して、期待したものを購入していなかったと後で後悔するかもしれません。