マヌカオイルとティーツリーオイルの違いを知りたい人向け。

どちらもオイルだけど、マヌカオイルとティーツリーオイルの違いを知りたい何。効果は、どちらも同じかな。おすすめの使い方も知りたい
おすすめのマヌカハニーを紹介している元ニュージーランド在住のみつきです。
マヌカオイルは、ニュージーランドでは独特な匂いがあるアロマや高い殺菌・抗菌効果のあるオイルとして知られています。
一方、ティーツリーオイルと聞いたことがある人もいるのではないでしょうか?
実は、マヌカオイルはティーツリーオイルとも呼ばれることもあり、同じオイルじゃないのかな、と思っている人もいるでしょう。
2つのオイルは何が違うのでしょうか?
そこで、今回は「【マヌカオイルとティーツリーオイルの違い】効果や使い方」を紹介します。
マヌカオイルとティーツリーオイルの違い


マヌカオイルとティーツリーオイルの違いは、以下のとおりです。
- マヌカオイルはニュージーランド原産
- ティーツリーオイルはオーストラリア原産
マヌカオイルはニュージーランド原産
マヌカオイルとは、マヌカハニーで知られるマヌカの木から採れたオイル。
ニュージーランドの原住民であるマオリ族が古くから利用していた歴史があります。その理由は、マヌカオイルには高い抗菌効果があるためです。顔や足などの気になる箇所にそのまま塗っているそうです。
特に、ニュージーランド産マヌカオイルの約90%は「East Cape(イーストケープ)」で作られています。マヌカで有名なマヌカハニーと比べても精油としてのエッセンスが詰まっているので色々な使い方ができます。
ティーツリーオイルはオーストラリア原産
ティーツリーは、フトモモ科の植物。そう、フトモモ科の植物といえばニュージーランドにもあるマヌカの木と同じです。
ただ、マヌカの木と類似種ですが、ティーツリーオイルはオーストラリアで採取されたオイルです。
大航海時代にオーストラリアからニュージーランドに渡ってくる際に、ティーツリーオイルが伝わってきました。
しかし、同じフトモモ科の植物であったために呼び方が混在してしまった、という説もあります。
これでマヌカオイルとティーツリーオイルの違いが分かった人のなかには「おすすめのマヌカオイルはどれかな?」と気になる人もいるでしょう。
個人的には下記の「マリリニュージーランド社マヌカオイル」がおすすめです。
ピュア(10ml)ストロング(10ml)マイルド(50ml)の3点セットで、濃度によって使い分けができます。
結局、どちらのオイルが効果があるの?


結論から言うと、アロマとしてリラックス効果を期待しているならティーツリーオイルがおすすめです。
どちらかというと、ティーツリーオイルに比べて、マヌカオイルはアロマとしての効能成分が少ないと言われています。
そのため、日本ではマヌカオイルよりもティーツリーオイルのほうが知られていますね。
ただ、個人的には殺菌や抗菌の効果を目的としているのであれば、マヌカハニーでもおなじみのマヌカオイルがおすすめです。
おすすめのマヌカオイルとティーツリーオイル
マヌカオイルやティーツリーオイルを探しているなら、下記がおすすめです。
マリリニュージーランド マヌカオイル
濃度 | ピュア:イーストケープ・マヌカオイル100%、 ストロング:スウィートアーモンドオイル75%・イーストケープ・マヌカオイル22%他、 マイルド:スウィートアーモンドオイル96%・イーストケープ・マヌカオイル約3%他 |
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原材料 | 主にイーストケープ・マヌカオイル |
内容量 | ピュア(10ml)ストロング(10ml)マイルド(50ml) |
ニュージーランド北島のイーストケープで作られたマヌカオイル。成分分析証明書のコピー付きなので安心。
TCN ストロングマヌカオイル


濃度 | 100% |
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原材料 | マヌカオイル100% |
内容量 | 10ml |
販売店 | 公式サイト![]() ![]() |
ニュージーランドのコロマンデル半島で作られたマヌカオイル。ストロングマヌカハニーで有名なTCN社製。公式サイトでは50mlも販売中
オーストラリア産 ティーツリーオイル 100%ピュア


濃度 | 100% |
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原材料 | ティーツリーオイル |
内容量 | 50ml |
ニュージーランドでも一般的なティーツリーオイルとして販売されている有名ブランドThursday Plantationのオイル
ニールズヤードレメディーズ TEA TREE
濃度 | 100% |
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原材料 | ティーツリーオイル |
内容量 | 5ml |
英国ソイルアソシエーション認定オーガニック精油。オイルと言えば、NEAL’S YARD REMEDIEブランドで有名
マヌカオイルとティーツリーオイルの使い方


マヌカオイルとティーツリーオイルの使い方は、以下のとおりです。
アロマとして楽しむ
2つのオイルは、アロマディヒューザーやマッサージ用のオイルとしても使うこともできます。
数滴をバスタブに入れる入浴剤としても利用できし、部屋の臭いが気になる人にはアロマの香りを漂わせることもできますね。
キッチン周りの消毒
どちらのオイルにも殺菌・抗菌効果や消臭効果もあるので、キッチン周りで利用することもできます。
オイルを水で薄めてスプレー容器に入れておくと便利です。
顔や足に塗る
その一つが、顔や足に塗ったりする使い方。
どちらにも殺菌効果もあるので、ふきでものや水虫などにも効果が期待されています。
ただ、直接オイルを塗ると肌に悪い反応がでる恐れがあるので、少量を試してみたり、肌が弱い人は水で薄めたものを使用するほうがいいでしょう。
口の中に入れるのはNG
なかには喉の殺菌を期待して、オイルを水に入れて、うがいをする人もいますが、本来の使い方ではないので止めておきましょう。
もし、マヌカオイルやティーツリーオイルの効果を期待するなら、オイルが配合されている歯磨き粉がおすすめです。
まとめ:マヌカオイルとティーツリーオイルの違い
今回のコラムでは、「【マヌカオイルとティーツリーオイルの違い】効果や使い方は」をご紹介しました。
ニュージーランドで採れるマヌカオイルとオーストラリアで採れるティーツリーオイルは、それぞれ採れる植物の違いがあります。
ただ、両国とも違い距離にあるので、マヌカオイルのことをティーツリーオイルと呼ばれることもあります。
どちらも高い抗菌効果があるので、アロマとして楽しむだけではなく、顔や足に塗るという使い方もされています。