蜜蝋ラップの使い方や洗い方を知りたい人向けです。




日本のNHK番組でも取り上げられたことがあるのが、「蜜蝋(みつろう)ラップ」。
みつろうを布に染み込ませて作るラップなので、抗菌効果があり、食品の鮮度を保つこともできる便利なアイテムです。
ただ、蜜蝋ラップは正しい使い方と洗い方を知っていないと、せっかくのエコラップが意味なくなることになることも。
そこで、今回は「【蜜蝋ラップの使い方はコレ!】おにぎりNGの理由と洗い方」を紹介します。
電子レンジはNG! 蜜蝋ラップの使い方


蜜蝋ラップの一般的な使い方は、上記のようにボールやお皿をサランラップのように包みます。
その他の使い方としては、以下のとおりです。
- パンを包む
- サンドイッチを包む
- おにぎりを包む
- 野菜や果物を包む
- チーズを包む
実は、新鮮な野菜、フルーツなどを包んで冷蔵庫に入れておくと日持ちしやすくなります。
ポップコーンを入れるのにも使うことができます。


電子レンジを使用すると、熱がミツロウを溶かしてしまうので使用はできません。
間違って、ラップをしたまま電子レンジにかけないようにしましょう。
さらに、蜜蝋ラップを使う上で弱点を知っておかないと後悔することも。次に、蜜蠟ラップの弱点をお伝えします。
おにぎりには使えない?蜜蝋ラップの弱点
エコで人気の蜜蠟ラップですが、おにぎりには使えないよ、という意見もあります。
その理由は、以下のとおりです。
- 熱い食材を包むとロウが溶ける
- 電子レンジで使用できない
- 食洗器に入れられない
- サイズが調整できない
- かぶせると中身が見えない
なかでも、蜜蝋ラップは『みつろう』で出来ているため、おにぎりに限らず、熱い食材を包むのには適していません。
間違って熱い食材のまま包んだり、ボウルにかぶせたりするとロウが溶けだすことも。
もし、熱い食材を包む場合には十分に冷えているか確認してから使いましょう。
蜜蝋ラップの弱点は、別コラムでお伝えしています。


さらに、蜜蠟ラップの洗い方にも注意が必要です。次に、洗い方のポイントをご紹介しておきます。
蜜蝋ラップの洗い方| お湯で洗わない!
蜜蝋ラップ使用上の注意点は以下のとおり。
- 蜜蝋ラップは水か、ぬるま湯で洗う
- 汚れが落ちない場合は、石鹸を使用する
- 中性洗剤を使用する場合は、ごく少量で
- 蜜蠟ラップの乾燥は自然乾燥がベスト
使用後は洗って繰り返し使うことができるので、蜜蝋ラップの衛生面は問題ありません。一般的な使い方をすると、半年から1年ぐらい使うことができます。
特に気を付けたいのは、蜜蝋ラップを熱いお湯で洗うこと。熱に弱いので、ぬるい湯か冷水で洗うようにしましょう。
保管する場合は、みつろう、コットン、オホバオイルなど作れているので赤ちゃんが触っても安全ですが、なるべく手が届かないところに保管しましょう。
専用キットを使った蜜蝋ラップの作り方
環境にやさしい人気の蜜蝋ラップですが、手作りすることできます。
蜜蠟ラップ作りで準備するもの
準備するのものは、布とミツロウ、そしてオイル系(ココナッツオイル、オリーブオイル、ホホバオイル)。
ホホバオイルが手に入らない場合は、ニュージーランド産のマヌカオイルでも代用できます。
市販されている蜜蝋ラップの布は、一般的にオーガニックコットンが使われていますね。
蜜蠟ラップに使うミツロウは「ユザワヤで販売されている作成キット」が便利です。
ただ、本格的な蜜蝋ワックスを利用するなら、KoKeBee公式サイト


ただ、手作りするのは面倒!という方は、既製品の蜜蝋ラップを購入しましょう。


まとめ
今回のコラムでは「おにぎりに使えないのは本当?蜜蝋ラップの使い方と洗い方とは」をご紹介しました。
蜜蝋ラップとは、オーガニックコットン・みつろう・樹脂・ホホバオイルなどで作られていて、洗えば何度でも使えるエコなラップ。
100%天然の原材料で作られているので、食べ物を直接包んでも安心です。しかも、繰り返し使えて、環境にもやさしいといえますね。
是非、プレゼントにもピッタリな蜜蝋ラップを試してみましょう!
蜜蝋ラップがどこで売っているのかは、別コラムでお伝えしています。

