
蜂蜜を食べてはいけない人はだれかな。マヌカハニーを食べてはいけない人と同じなのかな
おすすめのマヌカハニーを紹介しているNZ在住歴7年のみつき( @manukahoney64)です。
近年、日本でもマヌカハニーが注目されているようになり、手に入れやすくなってきました。
ただ、なかには蜂蜜のなかでもマヌカハニーを食べてはいけない人もいるのをご存知でしょうか。
例えば、生の蜂蜜は1歳未満の乳児に生の蜂蜜を与えてはいけないというのは常識になっていますよね。
そこで、今回のコラムではマヌカハニーは蜂蜜を食べてはいけない人と同じなのか紹介します。

ニュージーランド在住歴7年
プロフィール
ニュージーランド在住歴7年の”みつき”です。
この『みつなび』では、主にマヌカハニーや巣蜜などの情報をお伝えしています。
現地でマヌカハニーに出会い、30以上のブランドや10以上のNZにあるマヌカハニー専門店を訪れ、色々なブランドを試してきました。
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蜂蜜を食べてはいけない人は?

まずは蜂蜜を食べてはいけない人は、以下のとおりです。
- 1歳未満の赤ちゃん
- 蜂にアレルギーを持っている人
- 糖分を控えている人
- 妊娠中・授乳中の人
1歳未満の赤ちゃん
蜂蜜といえば、砂糖よりも健康的に糖分を摂取できて、栄養も多いので子どもにも適した食品です。しかし、1歳未満の赤ちゃんには与えてはいけません。
なぜなら、生の蜂蜜には「ポツリヌス菌」が含まれている場合があります。
赤ちゃんの消化器官は未発達なので、その菌の繁殖を防止できません。
1歳以上の子どもや高齢者がはちみつをそのまま食べ過ぎても、ポツリヌス菌が繁殖はしないので問題はないとされています。
実際に、ニュージーランドで販売されているマヌカハニーの容器には「12か月未満の乳児には適さない」という表現が記載されている場合が多いです。

そのため、マヌカハニーに限らず、生の蜂蜜を赤ちゃんの手が届く場所に置かないようにしましょう。
この菌が含まれているのは「生のはちみつ」だけなので、加工された蜂蜜製品(クッキーなど)は特に問題ありません。
蜂にアレルギーを持っている人
乳幼児や蜂に刺されたことのある人は、アレルギー反応が出る可能性があります。
特に、睡眠不足や風邪気味で体力が落ち、免疫が弱まっているときには注意が必要です。
糖分を控えないといけない人
蜂蜜の約8割は糖分で出来ているため、糖を控えないといけない人は食べてはいけません。蜂蜜を摂取すれば、砂糖を摂取した時と同じく血糖値が上昇します。
GI値と聞いたことあるでしょうか?GIはグリセミック・インデックスの略で、食品ごとの血糖値の上がりやすさを示したものです。GI値が低いほど血糖値が上がりにくい食品とされています。
主成分である果糖はGI値という値が低いのですが、ブドウ糖やショ糖も含まれています。しかし、砂糖と比べても必ずしも糖分が極端に低いわけではないことが知られています。
なので、糖分を控えないといけない人は砂糖より血糖値が上がりにくいからといって蜂蜜を食べるべきではないですね。
妊娠中・授乳中の人
1歳未満の乳児に影響を与えるとされているので、妊娠中でも食べてはいけないんじゃないかと思われるかもしれません。
妊婦さんが蜂蜜を食べても一般的には問題ないとされています。そのため、朝食でパンに生の蜂蜜を塗って食べてる人もいるかもしれません。
ただ、無理に蜂蜜を食べる必要はないので、個人的には妊娠をしている人は食べないほうがいいと考えています。
蜂蜜を食べてはいけない人や食べないほうがいい人は分かった。でも、マヌカハニーを食べないほうがいい人はいるのでしょうか。
なお、おすすめのマヌカハニーを知りたい方は、下記のコラムを参考にしてくださいね。

マヌカハニーを食べてはいけない人は?

マヌカハニーを食べてはいけない人は、基本的に蜂蜜を食べてはいけない人と同じです。
ただ、蜂蜜を食べてはいけない人に加えて、マヌカハニーを食べないほうがいい人もいます。
- 5歳未満の乳児
- 胃腸が弱い人
5歳未満の乳児
蜂蜜は1歳未満乳児でしたが、マヌカハニーは5歳未満は食べるのを控えたほうがいいでしょう。
詳細は、下記のコラムを参考にしてくださいね。

胃腸が弱い人
普通のはちみつと違って、抗菌作用が高いので、なかには胃腸に合わない人もいます。
その理由は、マヌカハニーには抗菌活性の成分であるMGO(メチルグリオキサール)が豊富に含まれているためです。
そのため、胃腸に合わなかった場合は「食べる量を少なくする」か「抗菌作用が低いもの」を食べるのがおすすめです。
マヌカハニーを毎日食べても大丈夫?

結論から言うと、マヌカハニーを毎日食べても大丈夫です。良くないという噂は本当でありません。逆に毎日食べるべきです。
マヌカハニーはニュージーランドの厳しい検査基準をクリアしたものだけが輸出されているので、本物であれば安心ができること。
スプーン1杯ほどの少量でもいいので毎日食べ続けることが大切です。最低でも2~3ヶ月は続けて食べましょう。
なお、マヌカハニーを毎日食べ続けた結果から分かったことを下記のコラムでお伝えしています。

マヌカハニーのよくある質問

マヌカハニーのよくある質問をまとめてみました。
マヌカハニーのUMFやMGOとは?


マヌカハニーの容器に記載されたUMF数値やMGO数値は、抗菌力グレードを示す指標です。
数値の意味は、消毒液のフェノール液との抗菌力の比較を表しています。
例えば家庭で使用される消毒液は5%と言われているので、UMF5+と同等レベルです。
なお、UMFはマヌカハニーに含まれる抗菌成分が何かわかりませんでいた。
ただ、その成分をUnique Manuka Factor(ユニーク・マヌカ・ファクター)と呼び、その頭文字を取ってUMFと名付けました。
その後、MGO(食品メチルグリオキサール)という成分が関わっていることが分かりました。
そして、現在はUMFやMGOの表記はニュージーランド政府公認の指標となっています。
なお、UMF・MGO・MGSの意味と数値の違いは、下記のコラムを参考にしてくださいね。

マヌカハニーの効果は?
マヌカハニーには色々な効果がありますが、なかでも高い抗菌・殺菌作用が期待されています。
具体的なマヌカハニーの効果については、下記のコラムを参考にしてくださいね。

マヌカハニーのおすすめの食べ方は?
マヌカハニーのおすすめの食べ方は、1日1回寝る前に小スプーン1杯(5~7g)そのまま食べるだけです。
パンやヨーグルトにつけて食べることもできますが、効果を期待しているなら「そのまま」がおすすめ。

蜂蜜を食べてはいけない人まとめ
今回のコラムでは「【回答】蜂蜜を食べてはいけない人は?マヌカハニーがNGな人」をご紹介しました。
結論として、蜂蜜を食べてはいけない人は「1歳未満の赤ちゃん」「蜂にアレルギーを持っている人」「糖分を控えている人」「妊娠中・授乳中の人」です。
妊娠中・授乳中の人でも蜂蜜を食べてもいいという意見もありますが、無理して食べる必要はないので、食べてはいけない人に加えました。
また、マヌカハニーを食べてはいけない人は、基本的には蜂蜜を食べてはいけない人と同じです。
ただ、加えて「5歳未満の乳児」「胃腸が弱い人」は食べないほうがいいでしょう。